「ドッグフードを食べてくれない」
「最近、ドッグフードの食いつきが悪くなってきた」
「おやつは食べるけれど、ご飯を食べてくれない」
上記のようなお悩みを抱えている飼い主さんも、いらっしゃるのではないでしょうか。
ドッグフードを食べてくれないと、犬の体調が悪いのではないかと心配になりますよね。
この記事では、犬にドッグフードを食べてもらいたいと願う飼い主さんのためにおすすめのトッピングを8種類ご紹介します。
ドッグフードを食べさせたい飼い主さんは、必見です。
ドッグフードのトッピングにおすすめな食材8選
ドッグフードのトッピングっていろいろ種類があって、どれを選んでよいのかわからない。
上記のようなお悩みを抱えている飼い主さんに、犬の健康によいおすすめのトッピング食材を8種類ご紹介します。
ヨーグルト
ドッグフードのトッピングにおすすめな食材1つ目は、ヨーグルトです。
- ヨーグルトは適度な水分があり、消化吸収に優れている
- 犬の体づくりにかかせない、タンパク質も摂取できる
ドライフードにヨーグルトをトッピングすれば、いつもと異なる食感に犬が喜んで食べてくれる可能性が高いです。
ヨーグルトをトッピングする場合は、無糖のものにしてね。
野菜
ドッグフードのトッピングにおすすめな食材二つ目は、野菜です。
カボチャ・白菜・トマト・にんじんなどの野菜がおすすめです。
野菜をトッピングとして犬に与えると、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの栄養素が摂取できます。
ビタミン・ミネラルは、犬の体や皮膚の健康を維持する役割をします。
食物繊維は、腸内環境を整えてくれるため便秘の解消に効果的です。
ただし、生の野菜を与える場合は量に注意してください。
犬は本来肉食のため、大量に野菜を与えるとお腹を壊すことがあります。
野菜をトッピングする際は、茹でる・刻む・潰すなど工夫して適切な量を与えましょう。
チーズ
チーズもドッグフードにおすすめのトッピングです。
- アミノ酸・タンパク質・カルシウムなど、犬に必要な栄養素が豊富に含まれている
- 香りが強く犬の食欲をそそる
ただし、塩分が抑えられた犬用のチーズを与えてください。
人間用のチーズでは、カロリー・塩分・脂質が高いため肥満や腎臓病のリスクが高まります。
普段食べているドッグフードにチーズを少量トッピングすれば、食いつきがよくなるでしょう。
果物
果物も、ドッグフードにトッピングする食材としておすすめです。
いちご・リンゴ・バナナなどの果物には犬の体によいビタミンやペクチンなどの栄養素が豊富に含まれています。
甘い香りにそそられて、ドッグフードを食べてくれる可能性が高まります。
また、果物から出る水分がドライフードを柔らかくしてくれる働きも期待できますよ。
果物は、食欲の落ちてしまったシニア犬や歯の生え替わり時期の子犬に最適なトッピングといえるでしょう。
鰹節
鰹節もトッピングにおすすめな食材です。
- 鰹節の原料はかつおのみのため、保存料や化学調味料など犬の健康を害するものが入っていない
- 香りが強くトッピングに使用すると食いつきがよくなる
ミネラルが豊富に含まれている鰹節をトッピングすれば、血圧の調整や神経を安定させる働きが期待できますよ。
さらに鰹節はカリウムを促進する効果も期待できるため、骨粗鬆症を予防したい飼い主さんにもおすすめです。
ささみ
ドッグフードにささみをトッピングするのもおすすめです。
高タンパク・低脂肪・低カロリーなささみは、犬にとって必要な栄養素が補えるスーパー食材といえます。
ささみを茹でてペースト状にすれば、香りが引き立ち犬の食欲が改善するでしょう。
また、ささみの茹で汁をかけてドライフードをふやかすのも効果的です。
ウェットフードのような食感になるため、ドライフードに飽きてしまった犬の食欲も改善するはずです。
魚
ドッグフードのトッピングには、魚もおすすめです。
- タンパク質・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれている
- 犬の健康を維持する効果が期待できる
- 肉と異なり消化にも優れている
魚は風邪で体調の優れない犬や、胃腸の弱ってしまったシニア犬にもおすすめの食材です。
ドッグフィードにトッピングするときは、骨が少ない魚を選びましょう。
また、アニサキス食中毒を避けるためにも、加熱してから少量与えるようにしてください。
納豆
納豆もドッグフードのトッピングに、おすすめの食材です。
- タンパク質・カリウム・カルシウム・ビタミンなど、犬の健康によい栄養素が豊富にふくまれている
- 納豆に含まれている大豆サポニンは、脂肪燃焼を促進する働きがある
納豆であれば、ダイエット中の犬にも安心して与えられますよ。
納豆をトッピングする場合は、付属のタレや辛子などは混ぜないようにしましょう。
ネバネバした食感に好奇心が高まり、犬の食欲が旺盛になるはずです。
ドッグフードのトッピングにおすすめの市販の犬用商品
ドッグフードにトッピングしたいけれど、市販で買える犬専用の商品ってある?
このような疑問をおもちの飼い主さんに、市販で購入できる犬用のおすすめトッピング商品を2種類ご紹介します。
ウェットフード
ドライフードの食感に飽きてしまった犬には、ウェットフードをトッピングするのがおすすめです。
ウェットフードには、さまざまな種類があります。
いつも食べているドライフードがチキンであれば、魚のウェットフードをトッピングすると食いつきがよくなるでしょう。
また肉好きの犬には、チキンのドッグフードにビーフのウェットフードをトッピングするのもおすすめです。
ふりかけ
市販で買える犬用のトッピング商品のおすすめといえば、ふりかけです。
私も犬を飼っていますが、ドッグフードを食べてくれないときはふりかけをかけました。
犬用のふりかけは、チーズ・チキン・野菜などいろいろな種類があります。
食いつきを重視したい場合は、香りの強いふりかけを選びましょう。
チーズやチキンは、野菜のふりかけと比較すると香りが強く犬の興味を引くことができますよ。
ドッグフードにトッピングするときの注意点
ドッグフードにトッピングをするときは、次の2つのことに注意しましょう。
カロリー過多に注意する
大量にトッピングをおこなうと、カロリー過多になります。
その結果、いつもと同じ量のドッグフードを与えていても肥満になるリスクが高まるのです。
トッピングをするのであれば、ドッグフードの量を減らす・おやつの回数を減らすなどの工夫をしましょう。
犬が食べられない食材を使用しない
トッピングをするときは、犬が食べられない食材を使用しないようにしましょう。
犬が食べられない主な食材は以下です。
- アーモンド
- アボカド
- イカ
- グレープフルーツ
- チョコレート
- ニラ
- にんにく
- タマネギ
- ぶどう
- ピーナッツ
- レーズン
- キシリトールを含む食材全般
上記の食材を犬に与えた場合、嘔吐・下痢などを引き起こすケースがあります。
また、中毒を起こす食材や犬の命に関わるものもあるため、注意が必要です。
ドッグフードにトッピングをする以外のおすすめの対策
ドッグフードにトッピングをする以外で何か対策はないの?
できれば、トッピングをしなくてもドッグフードを食べてもらいたいですよね。
トッピングを試す前に、飼い主さんができることを解説します。
ふやかす
ドッグフードにトッピングをする前に、ふやかしてみましょう。
ドッグフードをふやかせば、香りが引き立つため犬の食欲が戻るかもしれません。
また、歯の生え替わり時期の子犬や噛む力の弱くなってしまったシニア犬などにおすすめの対策です。
ストレスを発散させる
ドッグフードにトッピングをする前に、ストレスを発散させてあげましょう。
ストレスや不安がたまっていると、ドッグフードを食べてくれない場合があります。
雨の日が続き散歩の時間が短くなっているのであれば、犬と一緒に室内遊びをするとよいでしょう。
ボール投げ・ノーズワーク・引っ張りっこなど、室内でも犬のストレスを発散できますよ。
別のフードに切り替える
ドッグフードに工夫を施しても食べない場合は、別のフードに切り替えるのも1つの対策です。
頻繁にドッグフードを切り替えることは、おすすめしません。
とくに子犬の場合は贅沢病になりやすく、どのフードを与えても食べなくなるからです。
しかし、どうしても食べないのであればドッグフードのメーカーや味を変えてみるのもよいでしょう。
チキンベースからサーモンベースにするなど、工夫してみましょう。
まとめ
ドッグフードのトッピングにおすすめの食材を、ご紹介しました。
一般的に犬は、ドッグフードに飽きることはないといわれています。
しかし、ドッグフードを食べてくれないときはトッピングをしてあげるのもよいでしょう。
トッピングをするときは、カロリー過多にならないように気をつけてください。
また、犬に与えてはいけない食材にも注意しましょう。